1~3までの全工程を終えると、ついに教師データが完成です。教師データをダウンロードし、機械学習に利用していくことになります。
プロジェクトトップページにあるダウンロードボタンを押すと、JSON形式のアノテーションデータ 一式をアーカイブファイル(zip)としてダウンロードできます。
なお、アノテーションデータの変更は、アーカイブに即時反映されるわけではありません。日本時間の深夜に毎日自動で更新されます。
もし日中のアノテーション結果が反映されたアーカイブをすぐに取得したい場合は、ダウンロードボタン右のドロップダウンから「最新化する」を実行します。すると、最新の変更を取り込んだアーカイブが数分で作成されます。
アーカイブを展開すると、以下のような構成になっています。
./
task_0/
00.jpg.json
01.jpg.json
...
task_1/
05.jpg.json
06.jpg.json
...
1JSON == 画像1枚につけられたアノテーションデータ、となっています。JSONのファイル名は、画像アップロード時の名前と対応がとられる形になっています。
JSONデータの中身は、人間が読みやすくJSONパーサーなどでも扱いやすい平易な構造となっています。機械学習で定番のPythonなどでそのまま読み込み、利用できます。
以上でチュートリアルを終わります。
皆さんが認識技術を使い取り組まれているテーマに、少しでもAnnofabがお役に立てれば幸いです。
「アノテーション仕様の決め方についてサポートがほしい」
「教師データの作成そのものをお願いしたい」
という方がおられましたら、弊社セールスチームまでご連絡ください。機械学習の研究者と教師データ作成の専門スタッフからなるチームで、仕様策定相談から教師データの作成まで承ります。