チュートリアル4. 完成したアノテーションの利用

4-1. アノテーションのダウンロード

1~3までの全工程を終えると、ついに教師データが完成です。教師データをダウンロードし、機械学習に利用していくことになります。

プロジェクトトップページにあるダウンロードボタンを押すと、JSON形式のアノテーションデータ 一式をアーカイブファイル(zip)としてダウンロードできます。

なお、アノテーションデータの変更は、アーカイブに即時反映されるわけではありません。日本時間の深夜に毎日自動で更新されます。

もし日中のアノテーション結果が反映されたアーカイブをすぐに取得したい場合は、ダウンロードボタン右のドロップダウンから「最新化する」を実行します。すると、最新の変更を取り込んだアーカイブが数分で作成されます。

4-2. アノテーションの利用

アーカイブを展開すると、以下のような構成になっています。


./
  task_0/
    00.jpg.json
    01.jpg.json
    ...
  task_1/
    05.jpg.json
    06.jpg.json
    ...
      

1JSON == 画像1枚につけられたアノテーションデータ、となっています。JSONのファイル名は、画像アップロード時の名前と対応がとられる形になっています。

JSONデータの中身は、人間が読みやすくJSONパーサーなどでも扱いやすい平易な構造となっています。機械学習で定番のPythonなどでそのまま読み込み、利用できます。

以上でチュートリアルを終わります。

皆さんが認識技術を使い取り組まれているテーマに、少しでもAnnofabがお役に立てれば幸いです。

「アノテーション仕様の決め方についてサポートがほしい」
「教師データの作成そのものをお願いしたい」

という方がおられましたら、弊社セールスチームまでご連絡ください。機械学習の研究者と教師データ作成の専門スタッフからなるチームで、仕様策定相談から教師データの作成まで承ります。